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ISUZU 117Coupe

いすゞのスペシャルティカーは、ベレットGT→117クーペ→ピアッツァ(初代)とヨーロッパナイズされたスタイルが魅力的です。
いすゞ 117クーペ
ジウジアーロデザインの2台はそれが当然色濃いのですが、ベレットもセダン含めなかなかカッコよいと思います。

いすゞ 117クーペ
いすゞ 117クーペ

いすゞの乗用車はモデルスパンが国内他社より長く、改良を加えながら延命させ長期生産する方針でしたが、デザイン的モディファイは改悪方向に向かってしまうきらいがありました…
●フローリアン:元々スクエアライトのクリーンなフェイスを4灯化、最終的には仰々しいグリルを装備し異形の姿に
●ベレットGT:フロントグリルの変更でごつい鋳物?のデコレーション装備に(通称鉄仮面?)
●初代ジェミニ:オリジナルの逆スラントノーズからスラントノーズへ(プロポーションがイマイチに)
●初代ピアッツァ:2灯ヘッドライトからヤナセ向けのネロで分割4灯に
●FFジェミニ:前期型のクリーンなフェイスから後期型はサイドマーカーと一体化した目尻の尖ったコンビネーションランプに
等々……特にフローリアンの変貌ぶりは破壊的なものがあり逆にカルト的人気が出たこともあるそうです。

いすゞ 117クーペ

117クーペも前期型丸ライト4灯から後期型は角ライト4灯に変更されますが、これはなぜかまとまりがよくモディファイ後の角目もわりにカッコ良いです。

いすゞ 117クーペ

当時の技術で量産が不可能だったジウジアーロのオリジナルデザインを手作業で生産していたのが前期型の最初期型で、通称ハンドメイドと呼ばれています。しかし子供の頃よく見かけた117はほぼ角目でした。ピアッツァ現役時だったと思います。

いすゞ 117クーペ07-R0013118

写真はフジミの1/24です。最初期型ハンドメイド、前期型、後期型と、3種類が出ています。ボディはとても繊細な出来でプロポーションも良いです。ボディ両肩のメッキモールはドアサッシと共に別パーツ化されています。足周りもサスペンション関係がちょっとごつい感がありますがよく再現されています。

いすゞ 117クーペ

ナンバープレートのデカールは数字ごとに選んで貼ることができて楽しいです。
弱点として
・サッシとモールが一体化しており境目がない。
・サイドミラー中央部が思い切り凹んでいる上ゲートが丸見え
・ホイールのメッキは控えめで良いがムラが目立つ
・タイヤが太すぎで肩が角ばりすぎ
・ワイパーがボディの繊細さに対してゴツい
等々、その辺に少し手を加えてみました。サイドモールとサッシは頑張って切り分けてみたのですがボロボロになってしまいました…スジボリだけでよかったと思ってます。

いすゞ 117クーペ
以前作った同社ベレットと並べて楽しんでいます。

10-R0013122

最近全く見かけませんがフジミからはピアッツァの1/24も出ていたはずです。
いつか手に入れて3車並べてみたいものです。フジミ模型のモデル選択はなかなか渋いですね。

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