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Citroën SM

SMは1970年登場のシトロエンのフラグシップモデルです。当時まだ発展途上だった前輪駆動のアドバンテージを世に示すため、最高速度200km超を目標として開発されました。

エンジンはマセラティ開発のV6を搭載しており車名は Sports Maseratiの略と言われています。のちにこのエンジンはマセラティ メラクにも搭載されました。

DSからつづくシトロエンらしさが最も色濃い時代の前衛的なスタイリングが特徴で、フロントエンドはグラスに覆われナンバーは内蔵され、ダブルシェブロンはなぜかボンネット上の排気口についています。
DS同様ステアリングに連動するヘッドランプはDSの機械式から油圧式に進化しています。大統領車仕様として4ドア車も存在しているようです。

シトロエンの技術をアピールする旗艦モデルとして企画されたSMですがオイルショックの影響で1974年あたりで生産終了し短命に終わってしまいます。


写真はWhiteboxの1/24ダイキャストモデルです。簡易なつくりのモデルですがSMのスタイリングはよく再現されており価格も非常にリーズナブルな模型です。

前輪ステアが固定なのでステアリングできるよう改造しました。またフロントバンパーがごついのでひと回り縮小してます。実際はボディに食い込む形状ですが外付けになっている点はそのままです。

6灯式ヘッドライトはライトハウスが再現されているにも関わらずクリアパーツが裏から銀ベタ塗装されていたので透明プラ板に置き換えました。

Norevからは各スケールでモデル化されていますがメインの1/18では大きすぎます。1/24は他のプラモデルとも並べられるのが良いです。できればプラモデルも欲しいところです。

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