2

ISUZU Bellett 1600GT typeR

現在乗用車からは撤退しているいすゞですが、過去にはピアッツァ117クーペジェミニアスカなど非常に個性的な乗用車を製造していました。多くの国産メーカーが2年でマイナーチェンジ/4年でフルモデルチェンジというスパンでニューモデルを繰り出すようになってからも、いすゞはロングスパンで(悪くいえば時代遅れのまま?)販売を続けていたように記憶しています。

いすゞベレット1600GT typeR

しかし世界的に見れば日本のモデルチェンジスパンの方が短すぎであり、かえってそれがヨーロッパナイズされたスタイリングと相まっていすゞの乗用車を特色づけていたようにも感じられます。特に初代ジェミニはずいぶんと長く生産されてたように記憶しています。

いすゞベレット1600GT typeR

ジェミニはオペルとの共同開発車であったり、ピアッツァ、117クーペはジウジアーロがデザインを手がけるなどモデル数は少ないながら特異なイメージのメーカーでした。

いすゞベレット1600GT typeR

そんないすゞですが、ジェミニ→2代目FFジェミニ→3代目ジェミニを最後に4代目以降はホンダのOEMになり乗用車開発からは撤退してしまいました。

いすゞベレット1600GT typeR

写真はフジミのベレット1600GTRです。ベレットはジェミニの先代にあたりこれも初代ジェミニほどではないものの、10年もの長い間生産されていたようです。

いすゞベレット1600GT typeR

4ドアセダンと2ドアクーペがあり、クーペのGTは日本初のグランツーリスモとして知られています。丁度アルファロメオ ジュリアのベルリーナとスプリントGTの関係を彷彿とさせ、実際「和製アルファ・ロメオ」と呼ばれるほど運動性能が高くモータースポーツで活躍しました。

いすゞベレット1600GT typeR

キットは最近の物で組みやすくモールドもキレイです。ボディが分厚く後輪の沈み具合の再現のためか、ボディに当たらないようにトレッドが狭くなりすぎている感があるので内部を削りトレッドを少し広げています。またフロントが角張りすぎている気がするので少し削って丸くしていますが、もっとボンネット先端が薄くなるようにした方が実車のイメージに近いかもしれません。

いすゞベレット1600GT typeR

1600GTRはフロントボンネットのアンチグレアの黒塗装+オレンジのカラーリングが代表的ですがキットのパッケージもそれなので見飽きてしまい、あえて3本ストライプ塗装にアレンジしてみました。ボディ厚のためどうしても窓枠が太く見えてしまうので、断面を黒く塗ってオモテ面だけにハセガワフィニッシュを貼ってます。少々がさつな仕上げになってしまいましたが、、フジミからはほかに117クーペ各種、ピアッツァといすゞの名車のキットがでているのでまた作って並べようと思っています。

いすゞベレット1600GT typeRいすゞベレット1600GT typeRいすゞベレット1600GT typeRいすゞベレット1600GT typeRいすゞベレット1600GT typeR


タグ:

2 thoughts on “ISUZU Bellett 1600GT typeR”

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください