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Citroën Fourgon Type H

シトロエン・タイプ H(アッシュ)は1940年代から30年以上にわたって生産されたシトロエンの商用車です。日本ではHバンまたはHトラックとも呼ばれます。2CVと同時期に開発され波板による簡素なモノコックボディがシトロエンらしく非常に個性的な外観を持っています。

シトロエン・タイプ H(アッシュ)

構造的にも先進的で現在のトラックでは常識的なエンジンの上にキャビンを持つキャブオーバー型の構造(荷物室を広く自由に取れる)を世界で初めて採用した車でもあります。

シトロエン・タイプ H(アッシュ)

エンジンと前輪駆動部分をまとめたフレームにキャビンと貨物室を支えるU型の骨組みが接続され、それに波板のボディパネルなどを組み合せ強度を保つモノコック構造で構成されています。内装は非常に簡素でキャビンと荷物室には仕切りがなく、そのスペースを生かして救急車や移動販売車、などに改造されて利用されているモノも多いそうです。

シトロエン・タイプ H(アッシュ)

写真はエレールの最新製品の1/24プラモデルです。最近のプラモデルは(日本では?)組み立てやすさを優先し一体化が進んだ製品も多いですが、それとは逆にエンジンや前輪足回りのフレームが詳細に再現されており、実車の構造を組み立てながら確かめることができます。

シトロエン・タイプ H(アッシュ)

ボディパネルもバラバラに分割されていて箱を組み上げる方式になっており、各ドアやハッチは全て開閉選択式です。自国のヒストリカルな車両を再現することにかなり気合が入っているようです。

シトロエン・タイプ H(アッシュ)

エンジンは組み立てると隠れるのですが、見せることができるようにボンネット周りのパネルがクリアパーツになっています。精度も良いですがヒケが目立つパーツも多く、クリアパーツも結構波打ってるのが少し残念です… 

シトロエン・タイプ H(アッシュ)

パーツ選択でフロントのダブルシェブロンが棒状の1950年代型と立体になった1960年代が再現できます。白デカールでホワイトウォールのタイヤを再現して履かせてみました。実車は実用車なので画像検索してもホワイトウォールタイヤのモノは少ないですが60年代的雰囲気でよいかと思ってます。

シトロエン・タイプ H(アッシュ)

ボンネットの通気口と思われる8つの凹みは写真によって真っ黒だったり、車体色だったり、単純にメッシュなわけでもなさそうで一段凹んでその分隙間が空いているのか?とも想像したのですが実物が無いので良くわからず無難に黒く塗ってしまいました。ヘッドライトなど向きが曖昧だったりところどころ組み立てにくく、説明書も間違いが多かったりしますがとても良いキットです。

シトロエン・タイプ H(アッシュ)

エブロでもこのタイプHのプラモデルが開発中のようです。エレールはルノー4の製品化で先を越されてましたが今回は先手を打てたようです。なぜか競作状態になっていますがエブロの製品も楽しみです。

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