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MAZDA COSMO SPORTS

マツダ コスモ スポーツはロータリーエンジンを搭載した初の量産車として知られています。独のAudiの前身であるNSUの開発したロータリーエンジンに目をつけた当時のマツダが、政府の協力のもとライセンス契約を結び独自の技術を投入改良し実用化にこぎつけたそうです。
マツダ コスモ スポーツ
実はコスモ以前にNSUから市販車が出ているのですがロータリーエンジンの構造的問題を解決せずに発売されたもので、真に実用的な車輛としてはこのコスモスポーツが初となるようです。
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以降ロータリーエンジンは長きに渡りコスモやRX-7などの市販車に搭載され続けました。そんなマツダのアイデンティティであるロータリーエンジンですが2012年のRX-8の生産終了で残念ながら市販車からは姿を消してしまいます。
マツダ コスモ スポーツ
40年以上前の車ながら現代でも通用するデザインです。未来的なスタイルのためか「帰ってきたウルトラマン」ではほぼそのままの形でMATの特殊車両「マットビハイクル(ビーグル)」として登場しました。
マツダ コスモ スポーツ
また近年では「エヴァンゲリヲン新劇場版」にもちらっと登場していますが正面からの1カット程度だったためロータスヨーロッパと勘違いしたことを憶えています。
マツダ コスモ スポーツ
写真はハセガワの1/24です。ハセガワといえば飛行機ですがカーモデルもかなり出しています。20年前の製品ですが繊細な出来です。ただ古いためかボディにパーティングラインがはっきり出ていたりバリもそれなりにあり多少手間がかかります。またハセガワにありがちな“ダボがあるのにゆるゆるで結局位置決めがしにくい”パーツも散見されます。
マツダ コスモ スポーツ
正面から見るとヘッドライトが扁平すぎ、内部のライト自体も小さすぎるように見えるのですがライトカバーをつけると気にならなくなりました。中のレンズ周りのハウジングがなぜかボディと別体のクリアパーツになっており合わせ目を消すのは難しくそれなりで諦めたのですがカバーするとほとんど見えません。カバー自体がゆがんでレンズ効果になっているのでイマイチですが。
マツダ コスモ スポーツ
他に広島県警パトカーバージョン(マツダが広島の企業だから?)、マットビハイクルバージョンが出ています。
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ハセガワ以外ではニチモから1/24と1/20が出ていたようです。1/20はエンジンが再現されその中にモーターを内蔵しシャフトを介して後輪を駆動するメカニズムまで再現された素敵なモデルらしいのでいつか作ってみたいと思ってます。

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