アルピーヌ A110
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Alpine A110

はじめてアルピーヌの名前を知ったのは雑誌で見たV6ターボでした。当時日本車も随分と進化しており例えば2代目ソアラなどが最先端だったのですが、それを軽く凌駕する洗練されたデザインのモダンなクルマの存在に驚いたものです。そこから遡って A310 → A110 を知りました。

A310はずいぶんと荒々しいスタイルのV6ターボの洗練される前という印象でしたが、A110のかっこいいけれどどこか微妙なデザインは優雅な雰囲気もありふしぎな印象を受けました。

微妙を感じる点は前後のオーバーハンクが同じ位だったり(例えばどちらかが長かったりするのは分かりやすくかっこいい)ペタンコで尖ったところの無いデザインに由来するものかと思います。

アルピーヌ A110

1963年あたりから77年まで長期にわたり製造されたため製造年によって色々異なる部分があり、エンジン排気量以外の外観では、最後期のものはトレッド幅が広がりフェンダーも広がっているように見えます。
細かなところではウインカーの位置と形が違っており、最初期のものはバンパーに内蔵され、その後ボディサイドに楕円形に近い四角のものが付き、その後形が端が尖った台形に変化して最後に至っているようです。バンパー下の空気取り入れ口?も最後期では大型化されています。

アルピーヌ A110

写真はタミヤのプラモデル1/24のA110 1600SCを組み立てたものです。
そのまま組み立てると若干車高が高くトレッド幅も広くがっしりとした感じになるので(アウトラインはとても良いですが)個人的なイメージに近くなるようにナローで車高が下がった感じになるよう加工しています。【→イメージ】

アルピーヌ A110

特にリアが沈んでボディ内に入り込んでるように見える感じを再現したかったのですが、思ったより下がりませんでした。またこのプラモのプロトタイプはウインカーがボディに移動した直後の楕円形のタイプのはずなのですが、どちらかというと後期タイプに近く、位置も前面の小さなインテークと揃いすぎ&埋め込み感に違和感があるので、一度ウインカー孔を埋めて薄く削ったレンズを貼付けています。その他細かい所はかなりいい加減ですが。

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