RENAULT 5は1972年登場のFF小型車です。現在の目で見ても非常に洗練されたモダンなエクステリアが特徴です。
先代のRENAULT4(キャトル)から受け継いだメカニズムは前方からミッション-デフギア-エンジンという特異なレイアウトを持ち、リアサスペンションはトーションバーが左右でオフセットされてスペースを稼ぐ等独自性が強いものです。
ロングセラーとなり1985年まで生産され、その人気から後継モデルのシュペール5(Supercinq)もイメージを最大限継承したデザイン(マルチェロ・ガンディーニによる)となっています。
写真はイタレリのRENAULT 5 alpine 1/24です。エンジンやシャシーが再現されたディティールフルなプラモデルですが、もともとが大変古いものらしく(エッシー?プロター??)精度が悪いため組み立ては大変です。
下記の気になるところを改修しました。
- ワイパー改修 キットのアームに黒プラ板から切り出したブレード組み合わせ
- フェンダーの歪み フロントリア共に先端に向けてすぼまるように歪んでいるのを水平に修正
- フロントマスク 平板にライトレンズ(小さい)を貼り付ける構造で立体感がない為ジャンクパーツからライトハウスを流用しレンズを自作。
- タイヤ交換(少し大きめに)
- エンジンフードの歪み修正チリ合わせ
- 後方ガラスはめ込み
- アンテナ追加
その他ドアキー、ボタンは金属線を埋め込み、モールはハセガワのミラーフィニッシュです。
調整したにも関わらず、リアゲートには大きなズレができてしまいました…
フロントライト周りはタミヤの5ターボから流用した方が精度よくできたかもしれません。キットの形状は内側の垂直線が斜めになっている?など形の捉え方が若干正確ではないように見えます。